
セブのひと言
3年目に初めて100を切った時、気にしたのは「ドライバーでOBを出さない」だけセブ。
100切りは、OBをなくすだけでいいんだと思ったセブ。
練習場では打てるのに、ラウンドでは大きく崩れるホールが出る。そんな人に向けて、ラウンド中の考え方の順番をまとめました。
この記事では、まず上位記事に共通する考え方を紹介します。ボギーペースの基準、番手ごとの成功率、危険を先に消す考え方、1ホールの流れ、ラウンド前に確かめることの順です。そのあと、記事によって意見が分かれる所にふれます。最後に、独学約10年・90台のセブがラウンドで決めていることを紹介します。
- コースマネジメント:ホールの形や自分の実力に合わせて、どこへ・どのクラブで打つかを決めること
- OB:決められた区域の外に出ること。1打を足して打ち直しになる
- パー:そのホールの基準の打数。ボギーはパーより1打多い、ダボ(ダブルボギー)は2打多い
- 番手:クラブの番号。番号が小さいクラブほど遠くへ飛ぶ
この記事で分かること
- 大叩きのホールを減らす考え方
- どこへ・どのクラブで打つかの決め方
- 1打ごとに迷わない、判断の順番
目次
スコアの基準はボギーペース
上位記事のほとんどが、パーではなくボギー(またはダボ以内)を基準にしています。大叩き(1ホールで打数が大きくふくらむこと)を減らすほうが、スコアがまとまるという考え方です。
- 全ホールボギーで90。90を切るにはパーが1つ要る(ALBA Net)
「ボギーでよい」と決めておくと、無理なショットを選びにくくなります。100切りと90台の基準は、下の2つの記事でくわしく書きます。
自分の番手ごとの成功率を知る
- 攻め方は人によって違うので、自分を中心に考える(北野正之プロ)
- 番手ごとに10球打ち、狙った所へ行く割合を見る。6〜8割なら目標を狙う、3〜5割なら状況で選ぶ(北野プロ)
危険な方向を先に消す
ショットの前に「行ってはいけない所」を決め、そこへ行かないクラブと方向を選びます。上位記事にいちばん多い考え方です。
- 避け方は2つ。距離で避ける(池を越える・バンカーに届かない番手)と、方向で避ける(曲がりが少ない人は、方向を決めて打ち、飛距離のばらつきは気にしない)(北野プロ)
- OBと池のどちらに曲げるか、ティーマークのどこに立つかは、100切りの記事で書きます(→ 100切りは、OBを出さないだけでいい|3年目にして100切り達成した考え方)
1ホールの流れ
- ティーショット:飛距離より、次が打てる場所へ(北野プロ)。狭くて危ないホールや、OBが近いホールでは、ドライバーを持たず、安心して振れる番手まで下げる(Honda GOLF と、egolf 掲載のゴルフ店の店長のコメント)(→ 100切りは、OBを出さないだけでいい|3年目にして100切り達成した考え方)
- 2打目:ピンではなく、グリーンの広い所・寄せやすい所へ(ALBA Net 篠崎紀夫プロ・Honda GOLF ほか)(→ 90台を安定させる考え方|ピンを狙わず、グリーンの真ん中と寄せやすい側へ)
- グリーン周り:転がして寄せる記事が多い(ALBA Net は上げる寄せも使えるとする)。パットは距離を合わせて3パットを減らす(→ 90台を安定させる考え方|ピンを狙わず、グリーンの真ん中と寄せやすい側へ)
- ミスのあと:林・ラフからはまずフェアウェイへ出し、次の1打に切り替える(ALBA Net・北野プロほか)(→ 100切りは、OBを出さないだけでいい|3年目にして100切り達成した考え方)
ラウンド前に確かめること
- ホールごとの OB・池・バンカーの場所と、狙う方向
- 風の向き
出典:note「ベスト84が出たけど、アベレージ90切りできない。そんな時に始めたマネジメント」(しょうちゃんゴルフ)。書き手自身の経験にもとづく意見です
記事によって意見が分かれる所
- グリーンを狙う番手:「大きめの番手で奥まで使う」(北野プロ)と「無理せず手前まで」(Honda GOLF・egolf)で分かれます。くわしくは90台の記事で書きます(→ 90台を安定させる考え方|ピンを狙わず、グリーンの真ん中と寄せやすい側へ)
- 練習のしかた:「アプローチを中心に練習する」記事(ALBA Net)と「ラウンドを思い出して番手を変えて打つ」記事があります。練習場での組み方は、練習場の記事で書いています(→ 独学ゴルファーの練習場メニュー|重要なのは片手打ちとスプリットハンド)
セブがラウンドで決めていること
ラウンド前とティーグラウンドで
- ホールごとに目標のスコアを決める
- ティーグラウンドで、風と打ち下ろし・打ち上げを確かめる(OB・池・バンカーの場所は、ラウンド前にホールの図で見ておく)
ショットごとに
- ティーショット:ドライバーは得意。やめる場面は100切りの記事で書きます(→ 100切りは、OBを出さないだけでいい|3年目にして100切り達成した考え方)
- 2打目:奥に行かない番手を選ぶ(→ 90台を安定させる考え方|ピンを狙わず、グリーンの真ん中と寄せやすい側へ)
- ミスのあと:林やラフからは、まず安全な所に出す。ミスはそのホールで忘れたいのですが、実際は引きずります(→ 100切りは、OBを出さないだけでいい|3年目にして100切り達成した考え方)
右の安全を取りすぎて、左に巻く
つま先上がり(ボールが足より高い傾斜)では、左に曲がる前提で右を狙います。右が浅くOBが近い所だと、右の安全を取りすぎて、思ったより左に巻くことがあります。危険を消しすぎると、別のミスが出る例です。傾斜の打ち方は、次の記事で書きます。(→ 傾斜地の打ち方まとめ|4つの傾斜を早見表で覚える(独学90台の目線))
まとめ:ラウンドに持っていくチェックリスト
- 今日の基準はボギーペース。ホールごとの目標も決めた
- ホールの図で、OB・池・バンカーの場所を見た
- ティーグラウンドで、風と打ち下ろし・打ち上げを確かめた
- 打つ前に「行ってはいけない所」を決めた
- 林・ラフからは、まず安全な所へ出す
コースマネジメントは、ボギーを基準にして、危ない所を先に消していく考え方です。ティーショットから順に「行ってはいけない所」を決めるだけで、大叩きのホールは減らせます。
次に読む
参考にした記事・動画
文章・図は写さず、要点を言い換えて紹介しています。くわしくは各記事・動画を見てください。
記事
- ALBA Net「ゴルフの90切りに必要なゴルフスキルとコースマネジメントを考察!」(ALBA Net編集部・2024-06-18) https://www.alba.co.jp/articles/category/golf-life/post/golf-break90-firsttime-asl/
- ALBA Net「ピンを直接狙うとダボの危険も! グリーンを“4分割”してNGエリアを見極めれば『90』が切れる!」(篠崎紀夫プロ・2024-06-10) https://www.alba.co.jp/articles/category/lesson/post/alqtzdbn8/
- みんなのゴルフダイジェスト「90切りのマネジメント」(北野正之プロ・2025-04-02) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17757976
- みんなのゴルフダイジェスト「90切りのマネジメント②」(北野正之プロ・2025-04-02) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17758134
- note「ベスト84が出たけど、アベレージ90切りできない。そんな時に始めたマネジメント」(しょうちゃんゴルフ・2026-07-19) https://note.com/huge_loris6913/n/n0eb68494602f
- Honda GOLF「100切りできないゴルファーの法則【8つの悪い習慣】」(小林一人・2022-11-10) https://www.honda.co.jp/golf/theory/mgt20221110/
- egolf「ドライバーだと絶対OB! アマチュアも「狭いホールのティーショット用クラブ」があった方がいいの?」(鈴木康介。クラブの解説はゴルフフィールズユニオンゴルフ店 小倉勇人店長・2024-05-23) https://egolf.jp/column/139445/
- egolf「「100ヤード残し」が推奨されるのはなぜ? …実はビギナーには不向き!?」(ゴルフのニュース編集部・2025-01-14) https://egolf.jp/life/168159/
- Honda GOLF「ピンポジションから戦略を立てる!プロのコースマネジメント」(小林一人・2020-04-16) https://www.honda.co.jp/golf/theory/mgt20200416/
- みんなのゴルフダイジェスト「打ちっ放しでもコースマネジメント力が上達!?」(協力 兼濱開人・2023-04-28) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17625390