アプローチでザックリ・トップが出る人へ|原因と直し方(シャンクも)

セブ

セブのひと言
30〜50ヤードのアプローチで、緩むとダフるセブ。
シャンクは……今も出るセブ。

グリーンの近くまで来たのに、ザックリで目の前にポトリ。トップでグリーンの向こうへ転がっていく。そんな人に向けて、アプローチのミスの直し方をまとめました。

この記事では、まず上位記事のやり方を紹介します。練習で直す方法、記事によって違う「ボールとの距離と体重」、ラウンド中に出た時の対処、シャンクの対処の順です。そのあと、独学約10年・90台のセブのミスの変わり方と、ダフリを減らした練習法を紹介します。

主な原因(手だけで打つ・手首の角度がほどける・ボールとの距離)と構え方の基本は、「アプローチの基本」にまとめています。

言葉の説明(右打ちの場合。左打ちの人は左右を逆に読んでください)

  • ダフリ:ボールの手前の地面を打つミス
  • ザックリ:ダフリの大きいもの。手前の地面を深く打ち、ボールがほとんど飛ばない
  • トップ:ボールの上の方を打つミス。低く強く飛び出す
  • シャンク:フェースではなく、クラブの根元(ネック)寄りに当たるミス
  • フェースが開く・閉じる:開くはクラブの面が右を向くこと、閉じるは左を向くこと
  • ハンドファースト:構えた時に、手元がボールより目標側にある形
  • ヤード:距離の単位。1ヤードは約0.9m

この記事で分かること

  • 手首と体の使い方で、ザックリ・トップを直す練習
  • ボールとの距離と体重で、記事で直し方が違う所
  • シャンクが出た時に試せること
  • 独学のセブのミスが、年数でどう変わったか
目次
  1. PART 1 一般的なやり方
  2. 練習で直す:手首を固めて、体で打つ
  3. ボールとの距離と体重は、記事で違う
  4. ラウンド中に出た時の対処
  5. シャンクの原因と対処
  6. PART 2 セブのやり方
  7. セブのミスの変わり方
  8. シャンクは、40〜50ヤードで今も出る
  9. ダフリを減らした練習法:左足体重のまま、緩めずに振る
  10. まとめ:ミスが出た時のチェックリスト
  11. 参考にした記事・動画
PART 1一般的なやり方上位記事に共通するザックリ・トップ・シャンクの直し方

練習で直す:手首を固めて、体で打つ

  • 構えた時の右手首の角度を、当たるまで保つ。ダフリの直し方(ワッグル)
  • 手首を固定し、手や腕に力を入れすぎない(Gridge)
  • 手ではなく下半身で打つ。バックスイングは控えめにして、リズムを一定に(Gridge)
  • ひじを体から離さない。おしりを意識して体を回す(中道洋平プロ・2016年の記事)
  • 体重を最初から左足にかけ、振る途中で体重を移さない(ゴルフ総研)
  • 両脇にタオルを挟み、落とさずに打つ(ゴルフ総研)

ソールのふくらみ(バウンス)を使う打ち方で、ザックリ・トップを防ぐ、という動画もあります(ゴルフ5・兼田達朗プロ。下の参考一覧)。

やること次の練習では、タオルを両脇に挟んで小さく打ち、タオルが落ちないかを見ます。

ボールとの距離と体重は、記事で違う

ボールとの距離は、記事で直し方が違います。

  • ボールから少し離れる:前に倒れすぎてボールに近いとザックリが出るので、上体を起こす(タッド尾身)
  • ボールに近づける:スタンスを狭め、ボールを体に近づけ、グリップを短く持つ(ゴルフ総研)

尾身さんは「近すぎるとザックリ、離れすぎるとトップ」、ゴルフ総研はダフリ・トップの両方で「近づける」と書いています。どちらが合うかは、記事からは決められません。

体重も、記事で幅があります。

  • 左足に約9割。ボールはふだんより2個分ほど右に置き、ハンドファーストに(タッド尾身)
  • 左足に6〜8割(ゴルフ総研)
  • 5:5。左に寄せすぎると手が先に出て、クラブが鋭い角度で入りすぎる(中道プロ・2016年の記事)

左足に多めが多数派です。5:5 を勧める記事もあります。

ラウンド中に出た時の対処

タッド尾身さんの記事で、ラウンド中にすぐ試せる物として紹介されている方法です。

  • 左手の甲を、ボールにぶつけるつもりで打つ
  • クロスハンド(左手を下にして握る)で打つ
  • 左目でボールを見る。トップだけが出る時は、ボールを極端に右に置いて左目で見る
  • 左足一本で立って打つ
  • トップが出る時は、つま先に体重を乗せて構える
  • 30〜50ヤードでダフる時は、打った後に右足を目標の方へ一歩踏み出す

シャンクの原因と対処

タッド尾身さんの記事では、原因を次のように説明しています。

  • 下ろす途中で手元が先に動き、ヘッドが遅れる
  • フェースが開いたまま、ネック寄りに当たる

対処として挙げているのは次の3つです。記事の中でも「やや荒っぽい」と断っています。

  • わざと左に引っかけて、フェースを閉じる感覚をつかむ
  • クローズスタンス(右足を少し後ろに引いた構え)で打つ
  • 強いグリップ(左手を右に回しすぎた握り)になっていないか見直す
PART 2セブのやり方独学約10年・90台のセブのミスと直し方

セブのミスの変わり方

  • 始めた頃(0〜3年目):ザックリ・トップ
  • 4〜7年目:ミスの回数は減り、トップはあまり出なくなった
  • そのかわり、ダフリとシャンクが増えた。シャンクは止まらなくなる時期もあった(シャンク病)

シャンクは、40〜50ヤードで今も出る

  • いちばん多いのは40〜50ヤード。振り幅の調整が難しくなる距離
  • 試して効いた事は、まだ無い
  • 左足下がりで、手が前に出てクラブが開く向きに振った時のシャンクと、同じ感覚です

ダフリを減らした練習法:左足体重のまま、緩めずに振る

セブのダフリは、30〜50ヤードでスイングが緩むと出ます。左足体重を守る(打つ時に右足に体重を残さない)ようにして減らしました。PART 1 の「左足に多め」の側です。

効いた練習は、振り幅を決めて、緩めずに振ることです。セブが気をつけている事を順に並べます。

  1. 振り幅を、手元の高さと感覚で決める
  2. 左足に多めに体重をかけて構え、素振りで振り幅の感覚を出す
  3. 決めた振り幅のまま、最後まで緩めずに振る
  4. 打ち終わりに、右足に体重が残っていないかを確かめる

練習場では、マットのせいでダフリがごまかされることがあります。セブも、はじめはダフったか分かりませんでした。

手首やひじ、腰に痛みがある時は無理をせず、痛みが続く時は専門家に相談してください。

振り幅ごとの練習の組み方は「アプローチの距離が合わない人へ」で紹介しています。

まとめ:ミスが出た時のチェックリスト

  • 手だけで打っていないか。手首の角度は保てているか
  • ボールに近すぎ(ザックリ)・離れすぎ(トップ)になっていないか
  • かかとに体重を乗せて構えていないか(トップ)
  • 決めた振り幅を、最後まで緩めずに振れたか
  • 打ち終わりに、右足に体重が残っていないか
  • シャンクが出た時:手元が先に出て、フェースが開いていないか

次に読む

参考にした記事・動画

文章・図は写さず、要点を言い換えて紹介しています。くわしくは各記事・動画を見てください。

記事

  • 現代ビジネス「ラウンド中にパニック!ザックリ、トップ、シャンクを修正する」(タッド尾身・2023-07-20) https://gendai.media/articles/-/113494
  • みんなのゴルフダイジェスト「グリーン奥はザックリの名所!体の回転でボールを飛ばそう」(中道洋平プロ・2016-08-24) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/16988177
  • Gridge「アプローチの『トップ』や『ダフリ』のミスをなくす、4つのポイント!」 https://gridge.info/article/swing/detail.php?id=522
  • ゴルフ総研「短いアプローチショットでダフらない、トップしない打ち方」 https://www.hm-golf.com/lesson/shortgame/chunk-top-approach.htm
  • ワッグルONLINE「ゴルフ初心者のアプローチ打ち方ガイド|最初に覚えるべき基本と3つのコツ」(2026-09-17) https://www.waggle-online.jp/2026/09/17/83231/

動画

  • プロでも起こるアプローチのザックリ・トップ。どうやって直せばいいの?(鈴木真一プロ) https://www.youtube.com/watch?v=XEPrcD8i_7k
  • ザックリやトップももう怖くない!バウンスを使ったアプローチのコツを伝授!【レッスン】(ゴルフ5・兼田達朗プロ・2022-03-08) https://www.youtube.com/watch?v=OVmCUqAu-Ds