
セブのひと言
握り方は、ショットと同じオーバーラッピングのままセブ。
意識するのは、肩より胸と腹筋セブ。
グリーンに乗ってから、3回打ってしまう。そんな人に向けて、パターの基本をまとめました。
この記事では、まず上位記事に共通するやり方を紹介します。パットで目指すこと、構え方、ストローク、距離感の作り方、ファーストパットの考え方、短いパットの順です。そのあと、独学約10年・90台のセブの構え方、ストローク、ラインの見方と、おすすめの練習法を紹介します。
言葉の説明(右打ちの場合。左打ちの人は左右を逆に読んでください)
- ストローク:パターを振る動き
- ファーストパット:グリーンに乗って最初に打つパット
- 逆オーバーラッピング:パターでよく使う握り方。左手の人差し指を、右手の指の上に重ねる
- オーバーラッピング:ショットでよく使う握り方。右手の小指を、左手の人差し指の上に重ねる
この記事で分かること
- 構えで、記事によって違う所(スタンスの幅・ボールの位置)
- 3パットの原因が、ライン読みより距離感と言われる理由
- 1m前後の短いパットを外す原因
- セブがストロークで意識している体の場所
目次
パットで目指すこと
- 2パットで収めることが、スコアに直結する(中村修プロ・2019年)
- 3パットの大きな原因は、ライン読みより距離感(平田智コーチ・北野正之プロ)
傾きが小さければ、ラインを読み違えても大きくは外れない、という説明があります(平田コーチ)。
構え方
多くの記事で共通
- ボールは目の真下に置く(みんゴル用具班・高島早百合プロ)。目がボールの真上にあるかを確かめる(ゴルフサプリ)
- 前傾は、浅すぎても深すぎてもよくない(高島プロ)
- グリップは逆オーバーラッピングを基本の形として紹介(高島プロ・ゴルフサプリ)
- 指ではなく、手のひらで握る(高島プロ)
記事によって違う所
- スタンスの幅:「靴1足分ほど」(中村プロ・2019年)、「肩幅くらいが一例で、狭くても広くてもよい」(ゴルフサプリ)。高島プロも、狭くても広くてもよいとしています
- ボールの位置:「目の真下」(みんゴル用具班・高島プロ)、「真ん中か、左寄り」(ゴルフサプリ)
幅や姿勢は人によって違い、自分に合う形を探せばよい、という記事もあります(ゴルフサプリ)。
やること構えたら、目がボールの真上にあるかを鏡か窓で確かめます。
構え方・ボールの位置・握り方は、動画でも見られます(ゴルファボ・青山加織プロ)。
ストロークは手首を使わず、体で振る
- 手首を動かさず、両肩と手元でできる三角形を保ったまま振る(中村プロ・みんゴル用具班)。ゴルフサプリは、両肩・両ひじ・グリップの五角形と書いています
- 下半身は動かさず、みぞおちから上で肩を縦に回す(高島プロ)
- テンポは距離が変わっても同じ。「パチン」と叩くように打たない(中村プロ・みんゴル用具班)
確かめ方
- 地面にクラブを1本置き、ヘッドがその線にそって動いているかを見る(高島プロ)
- 細い棒を脇にはさんで振る。鏡や窓で形を見る(みんゴル用具班)
やること練習グリーンで、短い距離と長い距離を同じテンポで打てているかを確かめます。
距離感の作り方は2通りある
距離を振り幅で決めるか、手の感覚で作るかは、記事によって答えが分かれます。
2通りの練習のやり方と、長いパットの考え方は、子記事で紹介します。振り幅の決め方は、アプローチの記事にもまとめています。
ファーストパットは、入れるより寄せる
- 6〜7mから入れにいくのは難しい。カップの周り1〜2mから、入れる意識を持つ(みんなのゴルフダイジェスト・2022年)
- 20m前後の長いパットの3パットは、ある程度受け入れる。2パットにこだわりすぎると、4パット以上が増える(吉田洋一郎さん・2024年。1本だけの見方)
どこを狙って寄せるか、ラウンド中の考え方は、次の記事にまとめています。
1m前後の短いパットを外す原因
1m前後のパットについて、武田登行プロ(2023年)は次のように書いています。
- 外す原因は技術より、外す不安や考えることが増えて、しっかり打てていないこと
- ラウンドでは、ボールの前(転がす方向)側を見る・打ち終わりの形で止める、の2つを意識する
練習の仕上げに、曲がらない上りの短いパットで3球続けて入れる、というやり方もあります(中村プロ・2020年)。
やること1m前後は、打ち終わりの形で止まるまで振り切ります(武田プロの説)。
セブの構え方と握り方
- パター:ピン型(ヘッドが細長い形のパター)
- スタンスの幅:決まった幅は無く、距離に合わせて感覚で変える(「幅は人による」の説に近い)
- ボールの位置:体の真ん中(目の真下)
- 握り方:ショットと同じオーバーラッピング。パターでよく紹介される逆オーバーラッピングではない
- 握る強さ:ゆるく握る
ストロークで意識するのは、胸と腹筋
- 肩は、構えた時の位置くらいで、あまり意識していない
- 意識するのは、胸・腹筋・腹斜筋(脇腹の筋肉)。ふだんのスイングでも同じ
上の「肩を縦に回す」とは、意識する場所が違います。
ラインの見方と、短いパット
- ラインは、ボールの後ろから見る

セブのひと言
1m前後の短いパットは、今も油断できないセブ……。
おすすめの練習法:練習グリーンで転がりの基準を作る
セブの3パットを減らした「転がりの基準」の作り方と、ラウンドでの使い方は、子記事に書いています。
前かがみの姿勢で続けて打つと、腰や背中に負担がかかります。無理をせず、痛みが続く時は専門家に相談してください。
まとめ:パットの前のチェックリスト
- 目がボールの真上にある
- 手首を使わず、体で振る
- 短い距離も長い距離も、同じテンポで打つ
- ファーストパットは、入れるより寄せる
- 1m前後は、打ち終わりの形で止まるまで振り切る(武田プロの説)
次に読む
参考にした記事・動画
文章・図は写さず、要点を言い換えて紹介しています。くわしくは各記事・動画を見てください。
記事
- みんなのゴルフダイジェスト「初心者レッスン:パターの打ち方」(みんゴル技術班・解説 中村修プロ・2019-08-16・スポンサー記事) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17294795
- みんなのゴルフダイジェスト「パターの基本:種類・打ち方・練習法」(みんゴル用具班・2019-11-27・スポンサード記事) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17321244
- みんなのゴルフダイジェスト「初心者のパッティング基礎」(みんゴル技術班・監修 高島早百合プロ・2021-01-04) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17420149
- みんなのゴルフダイジェスト「朝の練習グリーン:距離感をつかむ3つの練習」(中村修プロ・2020-07-30) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17380006
- みんなのゴルフダイジェスト「100切りのパット:ファーストパットは距離感」(みんゴル技術班・ゲスト 上山晴香・2022-06-29・スポンサー記事) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17551670
- みんなのゴルフダイジェスト「3パットを減らす朝の練習」(週刊ゴルフダイジェスト・北野正之プロ・2024-02-03) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17681948
- みんなのゴルフダイジェスト「3パットの原因は距離感」(平田智コーチ・2025-01-25) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17744904
- みんなのゴルフダイジェスト「1m前後のショートパット」(週刊ゴルフダイジェスト・武田登行プロ・2023-10-20・スポンサー記事) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17662345
- Sportiva「3パットをなくしたい?ゼロは無理」(吉田洋一郎・2024-01-11) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/golf/golf/2024/01/11/post_2/
- ゴルフサプリ「パター打ち方の基本とコツ|正しい握り方・構え方・振り方を解説」(解説 宮川岳也・2025-09-05) https://golfsapuri.com/article/10001048/
動画
- 【初心者向け】まず覚えたいパターの基本|打ち方・構え方(ゴルファボ・青山加織) https://www.youtube.com/watch?v=zIYCa0WjMmM