90台を安定させる考え方|ピンを狙わず、グリーンの真ん中と寄せやすい側へ

セブ

セブのひと言
90台が安定したのは、アプローチでピンを狙うのをやめてからセブ。
グリーンの真ん中に乗ればOK。寄せやすい側に残れば、それで十分セブ。

OBは減ったのに、90台の前半と後半を行ったり来たりする。そんな人に向けて、グリーンまわりの考え方をまとめました。

この記事では、まず上位記事の一般的な考え方として、90台の基準・グリーンで狙う場所・グリーンを狙う番手(記事で意見が分かれる所)・アプローチ・パットを紹介します。次に、独学約10年のセブが90台を安定させた時に決めたことと、安全に行きすぎた失敗、おすすめの練習法を紹介します。

  • ピン:グリーンのカップに立っている旗
  • 番手:クラブの番号。番号が小さいクラブほど遠くへ飛ぶ
  • ボギー:そのホールの基準の打数(パー)より1打多いこと。ダブルボギーは2打多いこと
  • OB:プレーしてよい区域の外。入ると打ち直しになり、大きく打数が増える

この記事で分かること

  • 90台で回るために、グリーンのどこを狙えばよいか
  • グリーンを狙う番手は、大きめか短めか
  • 安全に行きすぎて逆にミスする例と、その防ぎ方
目次
  1. PART 1 一般的な考え方
  2. 90台の基準はボギーペース
  3. ピンではなく、グリーンの安全な所を狙う
  4. グリーンを狙う番手は、記事で答えが分かれる
  5. アプローチは使うクラブを決めておく
  6. パットは距離感で3パットを防ぐ
  7. PART 2 セブのやり方
  8. セブがグリーンまわりで決めていること
  9. おすすめ練習法:アプローチとパットの「基準」を作る
  10. まとめ:90台のグリーンまわりのチェックリスト
  11. 参考にした記事・動画
PART 1一般的な考え方上位記事に共通する、90台のグリーンの狙い方

90台の基準はボギーペース

  • 全ホールをボギーで回ると90(北野プロ・ALBA)。90を切るには、パーが1つ要ります(ALBA)
  • ダブルボギーを1つ打つと、パーがもう1つ要ります。だから「ボギーを守る」が基本です(ALBA)
  • 北野プロは、90切りのキーワードを「ボギーオン(基準より1打多くグリーンに乗せる)」と「パーパット(パーを取るためのパット)」の2つにしています
  • ALBA の篠崎プロは、パー3もパー4のつもりで「2打で乗せて2パット」でよい、としています

90台を安定させるなら、パーを取りにいくより、ダブルボギーを打たないことが先です。

出典:みんなのゴルフダイジェスト 北野正之プロ「90切りのマネジメント」・ALBA Net「ゴルフの90切りに必要なゴルフスキルとコースマネジメントを考察!」・ALBA Net 篠崎紀夫プロ「グリーンを“4分割”してNGエリアを見極めれば「90」が切れる!」

→ コースでの考え方|ボギーペースで回る、危険を先に消すマネジメント

ピンではなく、グリーンの安全な所を狙う

  • ピンを直接狙うと、外した時にダブルボギーの危険がある(ALBA 篠崎プロ)
  • 篠崎プロのやり方は、ピンを中心にグリーンを4つに分け、「入れてはいけない所」と「一番安全な所」を決めること。外しても寄せやすい位置を選びます
  • 記事の例では、左奥にバンカーがあり、グリーンが右手前へ傾いている時に、右手前を安全な所にしています(上りのパットが残る)
  • Honda GOLF は、アマチュアはグリーンを直接狙わず、「入り口」(グリーン手前の、アプローチしやすい所)の手前へ運ぶ、としています(プロはピン位置から逆算して、寄せやすい側から攻める)

出典:ALBA Net 篠崎紀夫プロ・Honda GOLF「ピンポジションから戦略を立てる!プロのコースマネジメント」

グリーンを狙う番手は、記事で答えが分かれる

ここは上位記事でも答えが分かれます。

  • 大きめの番手で奥を狙う(北野プロ)
    • 平均の飛距離は、いちばん飛んだ時より手前に集まる
    • 真ん中を狙うと、グリーンの手前半分しか使えない。奥まで使うと乗る確率が上がる
    • 大きめの番手だと力みが減る
  • 手前まで運ぶ(Honda GOLF・egolf)
    • グリーンを直接狙わず、入り口の手前へ。届かない時は、バンカー越えにならない寄せやすい所へ(Honda GOLF)
    • 残り30〜50ヤードのハーフショットはダフリやトップが出やすいので、得意なウェッジでフルショットできる距離を残す(egolf)
  • 少し短いクラブで、安全なアプローチを残す(ALBA)
    • 届かない時に、いちばん長いクラブを持たない。正確に打てるクラブを選ぶ

出典:北野正之プロ「90切りのマネジメント」・Honda GOLF「ピンポジションから戦略を立てる!」・egolf「「100ヤード残し」が推奨されるのはなぜ?」・ALBA Net「90切りに必要なゴルフスキルとコースマネジメント」

アプローチは使うクラブを決めておく

  • アプローチ(グリーンの近くから寄せる短いショット)は、転がす寄せだけでなく、上げて寄せる打ち方も使えるように、と ALBA は言います
  • 北野プロは、ピンが近い時やバンカー越えの時を除き、PW(ピッチングウェッジ)や9番アイアンでピンの奥へ転がす形をすすめています
  • Honda GOLF は、アプローチのトップ(ボールの上をたたくミス)を防ぐ対策として、使うクラブをあらかじめ決めておくことを挙げています
  • アプローチが苦手なら、パターを使う手があります(Honda GOLF 2022 は「できればパター」)。石井忍プロコーチは、パターなら打点のミスを気にせず、距離感に集中できるとしています

出典:ALBA Net・北野正之プロ「90切りのマネジメント」・Honda GOLF「100切りできないゴルファーの法則」・みんなのゴルフダイジェスト 石井忍プロコーチ「パターアプローチ」

→ アプローチの基本|構え・転がす考え方・距離の決め方

パットは距離感で3パットを防ぐ

  • 1打目のパットは、カップから1m以内に止めるのが目標(ALBA)
  • 3パットは仕方ないとして、4パットを避ける(Honda GOLF)
  • 北野プロは、カップを少しオーバーする強さのほうが入りやすい、としています。仮のカップを本物の少し奥に置くイメージです
  • 曲がるラインは曲がりを薄めに読み、読めない長いパットは真っすぐ打つ(北野プロ)

出典:ALBA Net・Honda GOLF「100切りのコースマネジメント」・北野正之プロ「90切りのマネジメント②」

→ パターの打ち方|構え・ストローク・距離感の基本

ティーショットでOBを避ける考え方は、別の記事にまとめています。(→ 100切りは、OBを出さないだけでいい|3年目にして100切り達成した考え方)

PART 2セブのやり方90台を安定させた時に決めたことと、おすすめの練習法

セブがグリーンまわりで決めていること

  1. グリーンを狙う時は、ピンではなくグリーンの真ん中
  2. 番手は、奥に絶対に行かない番手を選ぶ
  3. セカンドのアイアンは、グリーンの近くまで行けばいい
  4. アプローチは、次に寄せやすい側を狙う。乗れば最高
  5. ホールごとに目標のスコアを決めておく
セブの実例

ここから下は、独学約10年・90台のセブの記録です。プロの正解ではありません。

90台が安定したきっかけ

  • OBを出さないのが前提。そのうえで、セカンドとアプローチの狙い方を上の決めごとに変えました
  • 80台後半が出た日は、寄せワン(寄せて1パットで入れること)が多く、パターもたまたま入り、ドライバーのOBも無い日でした

安全に行きすぎた失敗

  • 「手前から」と思いすぎて、ショートする
  • 大きい番手を選び、軽めに打とうとしてスイングが緩み、ダフる(ボールの手前の地面を打つ)
  • 3パットがこわくて手前に刻みすぎ、結局3パット
  • パターでショートしすぎる

安全な所を狙っても、打つ時に緩めたら台無しセブ。

今の伸び悩み

  • セカンドでグリーンを捉えられない。短いアプローチは乗るけれど寄らない
  • その結果、ボギーで安定、悪いとダブルボギー以上、ときどきパー。90台から抜け出せないセブ……

おすすめ練習法:アプローチとパットの「基準」を作る

アプローチ:振り幅を決めて、緩めずに振る

  • 振り幅(クラブを上げる大きさ)で距離を決めます。セブが4〜7年目に効いたと感じた練習です
  • セブは、30〜50ヤードでスイングを緩めるとダフりが出ました。距離が短くても、振る速さは緩めないのがポイントです

パット:1つの打ち方で、どれだけ転がるかを知る

  • 気持ちよく打てる打ち方を1つ決め、それでどれだけ転がるかを練習グリーンで打って確かめておきます
  • これが基準になり、セブは7〜10年目に距離感が合ってきて、3パットが減りました

体の注意:練習で同じ動きを続けて、腰・背中・手首が痛くなったら無理をしないでください。痛みが続く時は、医師やトレーナーなどの専門家に相談してください。

まとめ:90台のグリーンまわりのチェックリスト

  • 目標はボギー。ダブルボギーを打たないことを先に考える
  • ピンではなく、外しても寄せやすい所を狙う
  • 安全な番手を選んでも、打つ時に緩めるとダフりやすい(セブの失敗から)
  • アプローチは、使うクラブを決めておく
  • パットは1打目を1m以内に。4パットはしない

ピンを狙わず、外しても寄せやすい所へ運ぶ。これが、上位記事とセブの体験に共通する、90台を安定させる考え方です。

次に読む

参考にした記事・動画

文章・図は写さず、要点を言い換えて紹介しています。くわしくは各記事・動画を見てください。

記事

  • みんなのゴルフダイジェスト 北野正之プロ「90切りのマネジメント」(週刊ゴルフダイジェスト・2025-04-02) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17757976
  • みんなのゴルフダイジェスト 北野正之プロ「90切りのマネジメント②」(週刊ゴルフダイジェスト・2025-04-02) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17758134
  • ALBA Net「ゴルフの90切りに必要なゴルフスキルとコースマネジメントを考察!」(ALBA Net編集部・2024-06-18) https://www.alba.co.jp/articles/category/golf-life/post/golf-break90-firsttime-asl/
  • ALBA Net「ピンを直接狙うとダボの危険も! グリーンを“4分割”してNGエリアを見極めれば「90」が切れる!」(レッスン:篠崎紀夫プロ・2024-06-10) https://www.alba.co.jp/articles/category/lesson/post/alqtzdbn8/
  • Honda GOLF「ピンポジションから戦略を立てる!プロのコースマネジメント」(小林一人・2020-04-16) https://www.honda.co.jp/golf/theory/mgt20200416/
  • Honda GOLF「100切りできないゴルファーの法則【8つの悪い習慣】」(小林一人・2022-11-10) https://www.honda.co.jp/golf/theory/mgt20221110/
  • Honda GOLF「100切りのコースマネジメント|確実にスコアが減る4つの戦略」(小林一人・2020-03-12) https://www.honda.co.jp/golf/theory/mgt20200312/index.html
  • egolf「「100ヤード残し」が推奨されるのはなぜ? …実はビギナーには不向き!?」(ゴルフのニュース編集部・2025-01-14) https://egolf.jp/life/168159/
  • みんなのゴルフダイジェスト「PGAツアーで最近増えている“パターアプローチ”。そのメリットとコツを石井忍コーチに聞いた」(解説 石井忍プロコーチ・取材文 鈴木康介・2024-07-10) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17710058

動画

  • 池森ゴルフ「【コラボ回】菅原大地プロから教わるコースマネジメント術(前半)」 https://www.youtube.com/watch?v=Zwv9nmpq0as