
セブのひと言
長いパットで、ショートしがちセブ。
効いたのは、練習グリーンで転がりの基準を作ったことだったセブ。
カップの手前で止まる。かと思えば、大きく通り過ぎる。そんな人に向けて、パターの距離の合わせ方をまとめました。
この記事では、まず上位記事のやり方を紹介します。距離が合わない原因、自分のくせの確かめ方、振り幅をそろえて転がりを見る練習、片手で打つ練習、ラウンド前の練習グリーンの使い方、長いパットの考え方の順です。そのあと、独学約10年・90台のセブの3パットの悩み、転がりの基準の作り方とラウンド中の使い方、おすすめの練習法を紹介します。
構え方とストロークは、親記事にまとめています。
言葉の説明(右打ちの場合。左打ちの人は左右を逆に読んでください)
- 3パット:グリーンに乗ってから、カップに入れるまで3回打つこと
- タッチ:パットを打つ強さの加減
- 振り幅:パターを後ろに引く大きさと、前に出す大きさ
- 歩測:歩いた歩数で距離を測ること
この記事で分かること
- 自分がショートしやすいか、オーバーしやすいかの見分け方
- 振り幅と手の感覚、2つの距離の作り方
- スタート前の練習グリーンで、何から打つか
- ラウンド中に測らず、目で基準と比べるセブのやり方
目次
距離が合わない原因
- 基準になる距離を持っていない。芯を外す・リズムが乱れる・傾きを読み違える(ゴルフメドレー)
- 下りでショートしやすい。打つ時に強く当てたり、緩んだりする(平田智コーチ)
- 打ち方や振り幅・軌道を気にしすぎて、距離の感覚が育っていない(後藤悠斗プロ・森山錬プロ)
自分のタッチのくせを知る
- 3〜5球打って、止まった所の平均を見る。ショートが多ければ弱め、オーバーが多ければ強めのくせ(北野正之プロ)
- 長いパットを打ったら、顔を上げずに目線を落としたまま、初速だけで止まる所を予想する。そのあと実際の位置と比べる(平田コーチ)
やること練習グリーンで同じ距離を5球打ち、手前と奥のどちらに多く止まるかを数えます。
振り幅をそろえて、転がりを見る
- 左右25cmずつの振り幅で3球打ち、同じ所に止まるかを見る。そろったら5cmずつ広げる(平田コーチ)
- 振り幅ごとに転がった距離を歩数で記録し、自分の「ものさし」にする(ゴルフメドレー)
- 上り・下りは振り幅で変える。打つ強さで合わせない(ゴルフメドレー)
アプローチでも、基準の振り幅を1つ作って足し引きする考え方は同じです。
やること25cmの振り幅で3球打ち、止まった所までの歩数を覚えます。
片手で打って、手の感覚を育てる
- 目標の周りにボールを並べ、右手1本で続けて打つ。1球ごとに丁寧に構えず、歩きながらテンポよく(後藤プロ)。後藤プロは、振り幅の考え方を否定してはいません
- 3m先の箱に物を入れるような感覚で、利き手1本で打つ(上山晴香さん)
- 右手で素振り、右手だけで転がしてから、両手で打つ。両手でも右手の感覚を基準にする(森山プロ)
- 左手だけで打つ練習を紹介する記事もあります(スポーツナビ)
- ボールを手で転がすと、転がる速さの変わり方がつかめる。ラウンド中にグリーンで試すのは規則違反なので、練習の時だけにする(スポーツナビ)
やること練習グリーンで、右手1本で何球か続けて打ち、手に残る強さを覚えます。
距離感の練習法は、動画でも紹介されています(ゴルファボ・笹原優美さん)。
ラウンド前の練習グリーンは、距離から合わせる
- 朝の練習は、入れることより距離を合わせることを先にする(北野プロ)
- 下りの4〜5mから始める。上りから強く打ち始めると、あとで下りや平らな所で緩みやすい(中村修プロ・2020年)
- 練習グリーンでは、歩測してから打ってもよい(中村プロ・2020年)
- スタンスの幅と同じ振り幅で打ち、止まるまでの歩数をその日の目安にする(スポーツナビ)
仕上げの短いパットの練習は、親記事に書いています。
長いパットは、カップ側の傾きを重く見る説もある
原田修平プロ(2020年)は、10mを超える長いパットについて次のように書いています。
- 方向より距離を優先する
- 距離を3つに分け、カップ側の「減速する所」の傾きを重く見る
- カップを見て距離を覚え、その記憶が薄れないうちに打つ
基本の打ち方とは違い、アプローチのように手首を柔らかく使う、という考え方です(1本だけの説)。
狙う場所やラウンド中の判断は、次の記事にまとめています。
3パットがこわくて、手前に刻んでいた
- 始めた頃(0〜3年目):3パットが多く、距離感が悩み
- 4〜7年目:距離感が合わない。3パットをこわがって、手前に刻みすぎていた
- 今:長い距離の時に、ショートが多い。ただ、距離や坂に関係なくショートしやすい
- ショートのくせは前より減ったが、まだ直っていない

セブのひと言
3パットを避けようとして、結局3パットをしていたセブ……。
3パットが減ったのは、転がりの基準を作ってから
- 7〜10年目に距離感が合ってきて、3パットが減った。今は1ラウンドに2〜3回
- その頃に変えたのは、練習グリーンで転がりの基準を作ったことだけ
- 基準は、1つの気持ちいい打ち方で、どれだけ転がるか
ラウンド中は測らず、目で比べる
- スタート前に、その日の練習グリーンで転がりを確かめる
- ラウンド中は測らない(上の歩測もしない)。目で見た感じで、基準と比べて打つ
- 長いパットをアプローチの感覚で打つ考え方(上の原田プロの説)も、試したことがある
おすすめの練習法:1つの打ち方で、転がりの基準を作る
セブに効いた「1つの気持ちいい打ち方で、どれだけ転がるかを知る」に、上で紹介した練習を合わせた提案です。
- 練習グリーンの平らな所で、気持ちよく打てる振り方を1つ決める
- その振り方で3球打ち、止まった所がそろうかを見る
- 止まった所までの距離を目で見て覚える(歩数を数えてもよい)
ラウンドでの使い方は、上の「ラウンド中は測らず、目で比べる」のとおりです。
できたかの見分け方同じ振り方で打った3球が、近い所に止まれば、基準ができています。
前かがみの姿勢で続けて打つと、腰や背中に負担がかかります。無理をせず、痛みが続く時は専門家に相談してください。
まとめ:距離を合わせるチェックリスト
- 自分がショートしやすいか、オーバーしやすいかを知っている
- 1つの振り方で、どれだけ転がるかを知っている
- スタート前に、その日の転がりを練習グリーンで確かめた
- 練習グリーンでは、入れる練習より先に距離を合わせた
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参考にした記事・動画
文章・図は写さず、要点を言い換えて紹介しています。くわしくは各記事・動画を見てください。
記事
- みんなのゴルフダイジェスト「3パットを減らす:ロングパットの考え方」(みんゴル動画班・人気レッスンプロ 原田修平・2020-01-05) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17328099
- みんなのゴルフダイジェスト「朝の練習グリーン:距離感をつかむ3つの練習」(中村修プロ・2020-07-30) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17380006
- みんなのゴルフダイジェスト「100切りのパット:ファーストパットは距離感」(みんゴル技術班・ゲスト 上山晴香・2022-06-29・スポンサー記事) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17551670
- みんなのゴルフダイジェスト「3パットを減らす朝の練習」(週刊ゴルフダイジェスト・北野正之プロ・2024-02-03) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17681948
- みんなのゴルフダイジェスト「100切りのための距離感:右手1本の練習」(後藤悠斗プロ・2024-09-06) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17719468
- みんなのゴルフダイジェスト「3パットの原因は距離感」(平田智コーチ・2025-01-25) https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17744904
- ゴルフメドレー「パターの距離感の合わせ方!効果的な距離感のつかみ方とコツ」(たけち・2024-09-04) https://golf-medley.com/articles/putter-sense-of-distance
- スポーツナビ「ナイスパットが連発できる!?パターの距離感の合わせ方は?」(Gridge・2024-02-27) https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2024022200039-spnavido
- ゴルフネットワーク「森山錬、パットは右手主体にすれば距離感が合いやすくなる」(2025-02-05) https://www.golfnetwork.co.jp/news/detail/37105
動画
- 3パット撲滅!距離感をマスターする打ち方のコツ&練習法(ゴルファボ・笹原優美) https://www.youtube.com/watch?v=uH_q2o788Kg