
セブのひと言
始めた頃は、ほぼ毎日練習場に通っていたセブ。
でも何が合うのか分からず、YouTube で見たことを試しては失敗。その繰り返しセブ。
時間の効率は、悪かったと思うセブ。
練習場で何から打つか決めずに、気づくとドライバーばかり打っている。たくさん打っているのに、うまくなった感じがしない。この記事は、そんな独学の人に向けて、1回の練習の組み方をまとめました。
多くの上位記事で同じだったのは、次の2つです。
- 短い番手(クラブの番号。短いクラブほど距離が出ず、打ちやすい)・小さな振り幅から始めて、ドライバーは最後
- 1球ごとに目標を決めて、構え直す
この記事では、PART 1 で一般的な練習場メニューの基本、記事によって意見が分かれる所、練習の記録とラウンドとの違いを紹介します。PART 2 では、セブの練習ルーティンと、いちばんすすめたい片手打ち・スプリットハンドの練習法を紹介します。
- 片手打ち:片方の手だけでクラブを持って打つ練習
- スプリットハンド:左右の手を離してクラブを握り、打つ練習
- ハーフスイング:振り幅を半分くらいにしたスイング
- フルスイング:いっぱいまで振るスイング
この記事で分かること
- 練習場の練習で、多くの記事が同じことを言っている所
- 1回の球数・配分など、記事によって意見が分かれる所
- 独学のセブがいちばんすすめる、片手打ち・スプリットハンドの練習法
目次
一般的な練習場メニューの基本(多くの上位記事で同じ所)
「打ちっぱなし」(打席から広い場所へ打つ練習場のこと)の練習方法を調べると、上位は練習場・用品店・スクールの記事が中心でした。並べ方には違いがありますが、「ウォームアップ(体をならす準備の球)→ 中心の番手 → 長い番手 → ドライバー」という形はほぼ共通です。
練習の目的をはっきりさせる
- 目的を決めずにただ打つのは、失敗の例として挙げられています(ワッグル・ワールドゴルフ)
- 1球で意識するのは1つだけ(ワールドゴルフ)
- 目的を1つにしぼると、うまくいった・いかなかったの理由が分かります。スイングの記事の「いちどに1か所だけ変える」と同じ考え方です
出典:ワッグル「打ちっぱなしの練習方法とは?」・ワールドゴルフ「打ちっぱなしで上達する練習メニュー」
→ ゴルフスイングの基本|テークバックからフィニッシュまで、独学で確かめる順番(「いちどに1か所だけ変える」の所)
打つクラブの順番・球数
- 短い番手・小さな振り幅から始め、ドライバーは最後(ワールドゴルフ・ワッグル)。ドライバーから始める・ドライバーばかり打つのは、よくない例に挙げられています
- 並べ方はほかにもあります
- 最初は9番アイアン1本で始める(ホームメイト・ゴルフ・デサント)
- ラウンドで使う順に、1球ずつ番手を替える(ゴルフドゥ)
- 日によって奇数の番手・偶数の番手に分ける(ステップゴルフ)
- 振り幅は、手元を時計の文字盤の8時〜4時 → 9時〜3時 → 10時〜2時と、少しずつ広げる(ホームメイト・ゴルフ)。形はハーフスイングの記事で扱います
1回の配分の例は、記事によって数字が違います。どちらがよいかは決めず、並べておきます。
- ワールドゴルフ(100球の場合)
- ウォームアップ 約20〜30球:PW(ピッチングウェッジ。アイアンの中で短い、高く上がるクラブ)か9番で、腰から腰の小さな振り幅
- アイアン 約30〜40球:7番が中心。9番・5番も
- ドライバー 約15〜20球:全力の7割ほどで
- 仕上げ 約10球:PW か7番で、今日の感覚を確かめる
- ワッグル(初心者・計100球)
- ウェッジ(短い距離・高い球用のクラブ)20球
- 短いアイアン20球
- 7番30球
- UT(ユーティリティ。アイアンとウッドの間のクラブ)・FW(フェアウェイウッド。ドライバーの次に長いクラブ)15球
- ドライバー15球
出典:ワールドゴルフ・ワッグル・ホームメイト・ゴルフ「ゴルフ練習場での練習方法」・デサント ULLR MAG.(髙橋玄さん監修)・ゴルフドゥ「打ちっぱなしで上達する5つの練習方法」・ステップゴルフ「ゴルフの練習メニュー11選」
→ ハーフスイングの練習|振り幅・胸の向き・ひざの3つで、フルスイングの土台を作る
1球ごとに狙う所を決めて、構え直す
- 1球ごとに狙う所(ターゲット)を決める(ワッグル・ステップゴルフ・わたしのゴルフ・ゴルフドゥ)
- 続けてポンポン打たない。1球ごとに結果を確かめる(ワールドゴルフ・ワッグル・ゴルフドゥ)
- 同じクラブばかり打たない。番手を替える時間を作る(ワールドゴルフ・ワッグル・わたしのゴルフ)
ラウンドでは、同じ番手で続けて打つことはありません。1球ごとに目標を決めて構え直すと、練習の1球がラウンドの1打に近づきます。
打つ前に毎回同じ手順をくり返すこと(ルーティン)の型は、別の記事でくわしく扱います。
出典:ワッグル・ワールドゴルフ・ゴルフドゥ・わたしのゴルフ 武蔵境店・ステップゴルフ
マットで打つ時の注意点
- マットは毎回同じ平らな場所から打てるが、ラウンドは傾き・芝・足元が1打ごとに違う(わたしのゴルフ)
- ダフリが目立ちにくいなど、マットの注意点と確かめ方は別の記事にまとめています。(→ 練習場では当たるのにコースで当たらない理由と直し方)
出典:わたしのゴルフ 武蔵境店
練習場のマナーと安全
- 大声や私語を控える
- 打席の外で素振りをしない
- 1つの打席に複数人で入らない
- 隣の打席の人のクラブの通り道に気をつける
(ここまで楽天GORA 初心者ガイド)
- 打席の選び方・斜めに打ってよいか・ボールのかごの扱いなどは、練習場ごとに決まりが違います。掲示を見るか、受付で聞いてください
- スマホで動画を撮る時は、練習場の決まりを確かめ、ほかのお客さんが写らないようにします
出典:楽天GORA 初心者ガイド「初めての打ちっぱなし練習場」
記事によって意見が分かれる3つのこと
ここは、どれが正解かを決めません。まず上の「多くの上位記事で同じ所」だけをそろえ、分かれる所は、自分の時間と目的(ふだんの練習か、ラウンドの前か)で1つ選んでください。
1回に打つ球数と練習時間
- 50〜100球(ワールドゴルフ)
- 100〜150球。200球以上打つと疲れてフォーム(体の動きの形)が崩れやすい。週1〜2回・60〜90分(ワッグル)
- 100球のうち半分ほどを、9番アイアンの振り幅の組み合わせ(ハーフ・スリークォーター〈フルスイングの4分の3くらいの振り幅〉・フル)に使う。始めて半年〜1年の目安(デサント)
- 学生のゴルフ部では、1日500〜1,000球という数字もあります(ステップゴルフ)。初心者向けの数字ではありません
出典:ワールドゴルフ・ワッグル・デサント ULLR MAG.・ステップゴルフ
体の注意:疲れたら休んでください。手首・ひじ・腰が痛い時は、打たないでください。痛みが続く時は、医師やトレーナーなどの専門家に相談してください。
ドライバーは最初に打つか、最後に打つか
- 最後に打つ(ワールドゴルフ・ワッグル)
- ラウンドへ行く前の練習では、最初にドライバーを打つやり方もある。ラウンドはドライバーの1打目から始まるため(ゴルフドゥ)
違いは、「ふだんの練習」か「ラウンドの前の練習」か、という目的の違いです。
出典:ワールドゴルフ・ワッグル・ゴルフドゥ「練習場では上手く打てるのにコースでは打てない(ショット編)」
構える向きは、マットの線に合わせるか
- マットの線を基準に、つま先・ひざ・肩をそろえる(デサント)
- マットの向きに逆らって、自分で目標を決めて打つ。ただし、斜めに打ちすぎると危ない練習場もある(ゴルフドゥ)
- 初心者は、正面を狙って打つのが基本(楽天GORA)
向きの合わせ方は、向きの記事でくわしく扱います。
→ ゴルフのアドレスが右を向く人へ|スパットとクラブ1本でできる向きの確かめ方(準備中)
出典:デサント ULLR MAG.・ゴルフドゥ・楽天GORA 初心者ガイド
練習の記録・練習場とラウンドでの違い
- 記録:練習の気づきをメモしておくやり方があります(ワールドゴルフ)。何を書けばよいかの型は、別の記事でまとめます
- 「練習場では当たるのにラウンドでは外す」:上位記事が挙げる原因は「環境の違い(平ら・マット・打ち直せる)」「力み・緊張」「同じ番手を続けて打つ・目標を決めない」の3つ(ステップゴルフ・わたしのゴルフ・サンクチュアリゴルフ)。対策は別の記事で扱います
出典:ワールドゴルフ・わたしのゴルフ 武蔵境店・ステップゴルフ「コースに出るとスイングが変わる原因と対処法」・サンクチュアリゴルフ
よくある質問
Q. 打席はどこを選べばいい?Aホームメイト・ゴルフは、初心者には1階の真ん中寄りの打席が向く、としています。2階など高さの差がある打席は狙いを定めにくく、端の打席は構えの向きがずれやすいためです。ただし、打席の決まりは練習場ごとに違うので、そちらが先です。
Q. 何を持っていけばいい?服装は?A楽天GORA の初心者ガイドは、左手のグローブがあるとよい、靴はスニーカーでよい(革靴・ランニングシューズは滑りやすいので避ける)、としています。
Q. 屋内の練習場と屋外の練習場は、どう違う?A楽天GORA によると、屋内型は駅の近くに増えていて、予約が必要・弾道(ボールの飛び方)を測る機械がある所が多い、とのことです。どちらがよいかは、目的と通いやすさで選んでください。
セブの練習ルーティン
練習場に着いてからの流れ
- 練習の目的を1つ決める
- 56°で、左手の片手打ち → 右手の片手打ち → スプリットハンド → ハーフスイング → フルスイング
- 番手を順に上げる。ほかの番手は、ハーフスイング → フルスイングだけ
- 最後にドライバー(ユーティリティと3Wは打たない)
- どの段階でも、1球ごとに構え直す
- 崩れたら、1つ前の段階に戻る
- 最後に短い番手で感覚を確かめ、気づきを1行メモする
- セブがいつもやっているのは2〜5です。1・7は上位記事から、6はセブログゴルフのすすめです
- 球数は決めていません(目安は上の「1回に打つ球数と練習時間」)
- ハーフスイングの形は、別の記事でくわしく書いています(→ ハーフスイングの練習|振り幅・胸の向き・ひざの3つで、フルスイングの土台を作る)
セブの練習のくわしい話
ここから下は、独学約10年・90台のセブの記録です。プロの正解ではありません。
始めた頃と今
- 始めた頃:ほぼ毎日通い、YouTube で見たことを試しては失敗の繰り返し。効率は悪かったと思います
- 今:週1回・3時間の打ち放題で300球ほど。1球ごとに構え直します。記録は付けていません
片手打ち・スプリットハンドで見ている所
- 左手の片手打ち:体とクラブが一緒に動いているか
- 右手の片手打ち:クラブが正しい通り道(オンプレーン)を通っているか
- スプリットハンド:左右の片手打ちが身に付いたかの確かめ
- 左手の片手打ちだけでも、十分うまくなると思っています
いちばんすすめたい理由
- YouTube で知り、練習場で試して「これだ」と実感した練習です。ゴルフがまた楽しくなりました
マットでは気づけなかったこと
- 平らなマットでは、うまく打てていると思い込んでいました。くわしくは別の記事で書いています。(→ 練習場では当たるのにコースで当たらない理由と直し方)
必見!おすすめ練習法(片手打ち・スプリットハンド)
左手の片手打ち
セブが確かめているのは、体とクラブが一緒に動いているか(同調しているか)です。
もとにした動画では、中西直人プロが左手1本で打つ練習を教えています。要点(言い換え)は次のとおりです。
- 片手だと力が入りにくく、ヘッド(クラブの先の、ボールに当たる部分)が手元より下に垂れると、うまく打てない。だからこそ、ヘッドの重さを感じて扱う感覚が分かる
- そのために、左の脇と、二の腕の裏を締めて、腕と体を一緒に動かす
動画:衝撃!左手に圧倒的なアマとの差があった!中西プロのレッスン!(シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ)
- 1分54秒から:片手打ちのよさと、左の脇・二の腕の締め方(3分25秒まで)
- ほかに見てほしい所:14分24秒から(左脇にタオルを挟んで打つ練習)・20分37秒から(中西プロが、切り返し〈トップ=クラブを上げきった所から、下ろし始める所〉での握りの意識を、大事な所として見せる場面)
動画では、左脇の締めは難しく、急にはできないので日々の積み重ねが要る、と話しています。
右手の片手打ち
セブが確かめているのは、スイングがオンプレーンになっているかです。
もとにした動画の要点(言い換え)
- 右手は支える役。インパクト(ボールに当たる瞬間)までで、フォロー(当たったあとの振り抜き)は左腕の動きに任せる
- 右ひじが体の前から外れないようにする。外れると、クラブが下から入りやすい
動画:新事実!中西プロ『右手の片手打ち』レッスン!(シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ)
- 0分29秒から:右手と左手の役目の違いと、右手は支える役という話(2分20秒まで)
動画は冒頭で「左手だけでなく右手も大事」としていて、ここはセブと感じ方が違う所です。まず左手から始めて、右手も試し、自分に合うほうを選んでください。
スプリットハンド
セブは、それまでの練習(左手・右手の片手打ち)が身に付いているかの確かめにしています。
もとにした動画の要点(言い換え)
- 左手の片手打ちと右手の片手打ちで覚えた動きを、両手で一度に確かめられる
- 右手は、ひじが体の前から外れない位置に。離した左手は、体から離れない感じで
- 動画では、ドライバーでも同じ練習をしています
動画:スプリットハンドで両手の使い方が分かる!中西プロのレッスン!(シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ)
- 0分11秒から:スプリットハンドが何のための練習か、と、手の位置(1分50秒まで)
参考の動画:振り始めとトップの形
セブが、胸から動き始めること・トップの形の参考にしている、中西直人プロ本人の動画です(片手打ちの動画ではありません)。スイング改造から1年!取り組んできた結果を公開!(プロゴルファー中西直人【あゆみ】チャンネル)
家での練習
- ワールドゴルフは、練習場は「ボールで確かめる場」、家は「素振りで覚える場」と分けています
- セブは、家では普段は練習していません。気になった時に、姿勢を直すようにしています
出典:ワールドゴルフ
体の注意:片手打ちは、両手で打つ時より手首・ひじに負担がかかることがあります。無理に強く振らず、腰・背中・手首・ひじが痛い時はやめてください。痛みが続く時は、医師やトレーナーなどの専門家に相談してください。
まとめ:練習場に持っていくチェックリスト
- 今日の練習の目的を1つ決めた
- 短い番手・小さな振り幅から始めて、ドライバーは最後
- 片手打ち(左 → 右)→ スプリットハンド → ハーフ → フルの順で、崩れたら1つ前に戻る
- 1球ごとに目標を決めて、構え直す
- マットの上では、ダフりに気づきにくいことがあると覚えておく
- 隣の打席に気をつけ、練習場の決まりを守る
- 痛い所があれば、無理をしない
練習場の練習は、多くの記事で同じ所(短い番手から・1球ごとに目標)をそろえるのが出発点です。そこに片手打ち・スプリットハンドから始める順番を重ねると、1回の練習で何を確かめるかがはっきりします。
次に読む
参考にした記事・動画
文章・図は写さず、要点を言い換えて紹介しています。くわしくは各記事・動画を見てください。
記事(メニュー)
- ワールドゴルフ「打ちっぱなしで上達する練習メニュー|100球の使い方」(こまっち・2026-06-21) https://www.worldgolf.jp/blog/driving-range-practice-menu/
- ワッグル「打ちっぱなしの練習方法とは?初心者〜中級者向けメニュー」(2026-03-19) https://www.waggle-online.jp/2026/03/19/75482/
- ゴルフドゥ「打ちっぱなしで上達する5つの練習方法」(日付の表示なし) https://www.golfdo.com/knowledge/under100/98/
- ホームメイト・ゴルフ「ゴルフ練習場での練習方法」(日付の表示なし) https://www.homemate-golf.com/lesson-kouza/lesson15/
- デサント ULLR MAG.「【初心者向け】ゴルフの打ちっぱなし練習方法を徹底解説」(髙橋玄さん監修・2023-12-06 更新) https://www.descente.co.jp/media/editors_picks/feature/19269/
- ステップゴルフ「ゴルフの練習メニュー11選」(監修 野口剛・2025-12-02 更新) https://articles.stepgolf.co.jp/427
記事(マナー)
- 楽天GORA 初心者ガイド「初めての打ちっぱなし練習場」(日付の表示なし) https://gora.golf.rakuten.co.jp/doc/beginner/play/driving-range/
記事(マット・ラウンドとの違い)
- ステップゴルフ「コースに出るとスイングが変わる原因と対処法」(2026-06-30 更新) https://articles.stepgolf.co.jp/2681
- わたしのゴルフ 武蔵境店「練習では当たるのにコースでは当たらないのはなぜ?」(2026-09-25) https://watashino-golf.com/archives/96980
- サンクチュアリゴルフ「なぜ練習場では当たるのにコースで当たらない?」(2026-06-11) https://www.sanctuarygolf.jp/15070/
- ゴルフドゥ「練習場では上手く打てるのにコースでは打てない(ショット編)」(日付の表示なし) https://www.golfdo.com/knowledge/onayami/1760/
動画
- シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ「衝撃!左手に圧倒的なアマとの差があった!中西プロのレッスン!」 https://www.youtube.com/watch?v=DqKM5_biw04
- シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ「新事実!中西プロ『右手の片手打ち』レッスン!」 https://www.youtube.com/watch?v=Z1sciaoH-ac
- シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ「スプリットハンドで両手の使い方が分かる!中西プロのレッスン!」 https://www.youtube.com/watch?v=wRUOzL4ULAs
- プロゴルファー中西直人【あゆみ】チャンネル「スイング改造から1年!取り組んできた結果を公開!」 https://www.youtube.com/watch?v=YvqD1EiPBrs